10月から「保育園留学」 関西初、和歌山県白浜町の日置川地域で
和歌山県白浜町は10月から、同町の日置川地域で地域住民と町外の子育て家族をつないで地域活性化を目指す留学プログラム「保育園留学」を開始する。同事業を推進している会社「キッチハイク」(東京都)と連携して実施する。関西では初めて。
町は、この事業を県と共に取り組んでいるテレワークと休暇を組み合わせたワーケーション事業の一つと位置付けて展開するという。日置川地域の住民と留学してくる家族との交流促進、地域経済への貢献、関係人口の創出と定住人口への転換などを目指す。
「保育園留学」とは、子どもが1~3週間地域の保育園に通いながら、家族で連携している宿泊施設に滞在して暮らす体験事業。2021年に北海道厚沢部町から始まり、23年6月末時点で全国19の地域で216組の親子が利用しているという。
町が募集している園児の対象年齢は、3~5歳児。子どもが通う保育園は日置保育園(白浜町日置)で、宿泊施設はゲストハウス日置川荘(白浜町田野井)。園児の受け入れは当面は1人ずつ。宿泊代などを含めた費用は、保護者2人と子ども1人の場合、1週間で20万8千円、2週間で31万4千円。
留学費用の全部または一部を「南紀白浜旅先納税」の返礼品である電子商品券、南紀白浜e街ギフト「Yanico(ヤニコ)」で充当することができるようにし、ふるさと納税の推進にも取り組む。
町は、海、山、川と自然に恵まれた日置川地域が、子育て環境に良いとアピールし、町ホームページなどで参加者を募集している。今後、町内の他の地域での「保育園留学」も視野に入れているという。
問い合わせは、町総務課企画政策係(0739・43・6598)へ。
町は、この事業を県と共に取り組んでいるテレワークと休暇を組み合わせたワーケーション事業の一つと位置付けて展開するという。日置川地域の住民と留学してくる家族との交流促進、地域経済への貢献、関係人口の創出と定住人口への転換などを目指す。
「保育園留学」とは、子どもが1~3週間地域の保育園に通いながら、家族で連携している宿泊施設に滞在して暮らす体験事業。2021年に北海道厚沢部町から始まり、23年6月末時点で全国19の地域で216組の親子が利用しているという。
町が募集している園児の対象年齢は、3~5歳児。子どもが通う保育園は日置保育園(白浜町日置)で、宿泊施設はゲストハウス日置川荘(白浜町田野井)。園児の受け入れは当面は1人ずつ。宿泊代などを含めた費用は、保護者2人と子ども1人の場合、1週間で20万8千円、2週間で31万4千円。
留学費用の全部または一部を「南紀白浜旅先納税」の返礼品である電子商品券、南紀白浜e街ギフト「Yanico(ヤニコ)」で充当することができるようにし、ふるさと納税の推進にも取り組む。
町は、海、山、川と自然に恵まれた日置川地域が、子育て環境に良いとアピールし、町ホームページなどで参加者を募集している。今後、町内の他の地域での「保育園留学」も視野に入れているという。
問い合わせは、町総務課企画政策係(0739・43・6598)へ。