多彩な「祭り」の絵画展
和歌山県田辺市今福町のぽぽら銀座2階にある「画材のいろは」で、「あなたの『祭り』」をテーマにした絵画展が始まった。田辺祭をはじめ、花火大会や外国のカーニバルまで多彩な「祭り」45点を展示している。8月10日まで。
展示は全て公募作品。地域の伝統行事はもちろん、音楽や商店街のイベントなど、自身が「祭り」と思うものなら題材は何でも構わないとして5月から募集していた。会期中も募集している。
24、25日の田辺祭関連では笠鉾(かさほこ)巡行や旧会津橋での引きそろえ、稚児のかぶる笠を上から描いた作品などがある。
「福路町のお笠は」を出品した市内の有本智さんは、40年以上前に「お笠」に乗る人形「日本武尊(やまとたけるのみこと)」を新調した際、人形の基となる下絵を手がけた。当時は美術学校生。図書館の資料などを基に、顔、髪型、衣装などを丁寧に描き上げたのを覚えているという。
長年東京で暮らし、田辺祭とは遠ざかっていたが、数年前にUターンした。今年の田辺祭は、4年ぶりの通常開催。絵画展を知り、思い入れのある福路町の「お笠」を紀伊民報に掲載された写真を基に、水彩画で表現した。
他にも花火大会や夏祭りの浴衣姿といった身近なものから、京都の祇園祭、埼玉の秩父夜祭、メキシコの「死者の日」など県外、国外のものまで。それぞれの思いが詰まった「祭り」が集合している。
店主の竹中麻依子さんは「バラエティー豊かな祭りが集まった。田辺祭を見ながら、展示も楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。
展示は火、木、金曜が午前11時~午後7時。水、土曜は午後5時まで。日、月曜定休。24、25日は田辺祭に合わせ夜間の展示を計画している。
問い合わせは「画材のいろは」(090・5882・7062)へ。
展示は全て公募作品。地域の伝統行事はもちろん、音楽や商店街のイベントなど、自身が「祭り」と思うものなら題材は何でも構わないとして5月から募集していた。会期中も募集している。
24、25日の田辺祭関連では笠鉾(かさほこ)巡行や旧会津橋での引きそろえ、稚児のかぶる笠を上から描いた作品などがある。
「福路町のお笠は」を出品した市内の有本智さんは、40年以上前に「お笠」に乗る人形「日本武尊(やまとたけるのみこと)」を新調した際、人形の基となる下絵を手がけた。当時は美術学校生。図書館の資料などを基に、顔、髪型、衣装などを丁寧に描き上げたのを覚えているという。
長年東京で暮らし、田辺祭とは遠ざかっていたが、数年前にUターンした。今年の田辺祭は、4年ぶりの通常開催。絵画展を知り、思い入れのある福路町の「お笠」を紀伊民報に掲載された写真を基に、水彩画で表現した。
他にも花火大会や夏祭りの浴衣姿といった身近なものから、京都の祇園祭、埼玉の秩父夜祭、メキシコの「死者の日」など県外、国外のものまで。それぞれの思いが詰まった「祭り」が集合している。
店主の竹中麻依子さんは「バラエティー豊かな祭りが集まった。田辺祭を見ながら、展示も楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。
展示は火、木、金曜が午前11時~午後7時。水、土曜は午後5時まで。日、月曜定休。24、25日は田辺祭に合わせ夜間の展示を計画している。
問い合わせは「画材のいろは」(090・5882・7062)へ。