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御坊・日高でサイクリング

県内外から約400人が参加した「和歌山紀中サイクルフェスタHUB22」(2022年11月、和歌山県御坊市で)
県内外から約400人が参加した「和歌山紀中サイクルフェスタHUB22」(2022年11月、和歌山県御坊市で)
 和歌山県の御坊・日高を舞台にしたサイクルイベント「和歌山紀中サイクルフェスタHUB(ハブ)23」(実行委員会主催)が9月3日、印南町内をスタート・ゴール地点として開かれる。昨年11月の開催に続き、2回目。スピードを競うのではなく各自が自分のペースでサイクリングを楽しむ。


 御坊・日高の沿岸や山間部の風景など地域の良さを堪能できるコースを設定し、紀中の魅力をアピール。食べ物や水分を補給する各エイドステーションでは特産品を提供し、地域活性化につなげるのが目的。

 昨秋は御坊市塩屋町の日高港を発着点に開催した。今回はコースを一新し、かつおぶし発祥の地やかえる橋で知られる印南町をスタートする。

 また、レベルに応じて上級者向けチャレンジコース(約100キロ)と、初・中級者向けレギュラーコース(約80キロ)の2コースを設定。前回(約400人)を上回る700人の参加を見込んでいる。

 両コース共通の通過地点は、スタートの「かえる橋」特設会場(印南町)、第1エイドの切目川ダム(同)、第2エイド御坊河川敷(御坊市)、第3エイド由良中学校(由良町)、第4エイド産湯海水浴場(日高町)、第5エイド煙樹ケ浜(美浜町)、ゴール地点の観光交流施設「かえるの港」(印南町)。上級者向けコースは白崎海洋公園(由良町)が追加される。第3エイドでは地元の飲食店が出店する。

 印南町の観光担当者は「海沿い、山間部ともにコースに含まれ、参加者に印南の風景を満喫してもらえると思う。イベントがきっかけになり、印南へとまた足を運んでもらえたらうれしい」と話し、観光振興につなげたいと期待を寄せる。

 8月20日まで参加者を募集している。申し込み、問い合わせは同イベントの公式ホームページ(https://hub-cyclefesta.com/)から。参加費は、バスタオルなど記念品となる大会オリジナルグッズの内容に応じて異なる(9500~1万6千円)。

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