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熊野が初優勝、全国へ 高校7人制ラグビー和歌山県大会

7人制ラグビーの県大会で優勝し、応援した子どもらと喜ぶ熊野のメンバー(上富田スポーツセンターで)
7人制ラグビーの県大会で優勝し、応援した子どもらと喜ぶ熊野のメンバー(上富田スポーツセンターで)
 第10回全国高校7人制ラグビー大会の和歌山県大会が22日、上富田町朝来の上富田スポーツセンターであり、熊野が初優勝した。熊野は7月14~17日に長野県の菅平高原である全国大会に出場する。

 県大会は、県ラグビーフットボール協会とNPOわかやまスポーツ伝承館が主催。6チームが参加し、7分ハーフで試合をした。

 熊野は予選で合同(田辺、新宮、新翔、那賀、紀北農芸)に45―12、近大和歌山に19―17で勝った。

 予選1位でシードとなった熊野は、決勝トーナメントの準決勝で合同に45―12で勝った。決勝では再び近大和歌山と当たり、19―17で接戦を制した。

 7人制ラグビーはスピーディーな展開の試合となり、走力や敏しょう性、ボールを扱う技術が要求される。

 熊野の登録メンバーは20人。選手を入れ替えながら全4試合を戦い、優勝が決まった瞬間はフィールドやベンチの選手、観客が一体になって喜んだ。

 熊野の主将は2人。小松一樹君(3年)は「15人制の試合と同じで、相手にプレッシャーをかけることができた。全国大会でまずは1勝したい」、山根晴斗君(3年)は「メンバー一人一人がやることをしっかりとできた」と話した。

 瀬越正敬監督は「応援も含めた全員の力で優勝を勝ち取り、チームのスローガンに掲げた『一丸ラグビー』を実践できた」と、手応えを語った。

 熊野のメンバーは次の皆さん。

 3年=山根晴斗、和田汐矢、松田寿真、中本凌斗、小松一樹、木下琥太郎、中瀬友斗、中田悠里、田端偲竜▽2年=永田龍之介、吉澤崚介、植本晃斗、福田秀人、川根健吾、曲谷琥珀、中道弘人、濵田颯▽1年=廣畑汰南、清水竜馬、田上和磨
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