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「水ごり場」の名物弁当を 熊野高校の4人がメニュー作り、和歌山

「桜ようかん」を試作するメンバー(和歌山県の熊野高校で)
「桜ようかん」を試作するメンバー(和歌山県の熊野高校で)
 和歌山県上富田町岩田の稲葉根王子跡近くに整備された「水ごり体験場」の名物を作ろうと、同町の熊野高校の部活動「Kumanoサポーターズリーダー部」のメンバーが町内の飲食店などと協力し、弁当作りに取り組んでいる。

 取り組んでいるのは、3年の庄司千陽さん、下畑花音さん、田中香音さん、2年の中本真世さんの4人。町内の飲食店「cafecоzy(カフェコージー)」などとメニューを考えている。

 17日には、弁当に入れる予定の「桜ようかん」の試作品作りに挑戦。下の部分がようかん、上の部分は寒天にサクラの塩漬けを入れて作り、2層に仕上げた。4人は写真を撮ったり、感覚をつかむために交代で調理したりした。

 メンバーは以前、同町岡の八上神社にサクラを詠んだ和歌の碑があることを口熊野かみとんだガイドの会に教えてもらった際、「サクラを使ったお菓子を作ってみては」と提案されたという。その後、田中さんが実際にサクラを使ったゼリーやようかんなどを作り、部員に振る舞った。その提案や試作が今回の「桜ようかん」のアイデアにつながったという。

 田中さんは「見た目はきれいになってきたが、いろんな人に食べてもらいたいので、味や食感はまだまだ工夫をしたい」と意気込みを語った。

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