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紀州てまりを寄贈 ねんりんピックで趣味の会

真砂充敏市長(左)に紀州てまりを寄贈する竹内マツ子会長=4日、和歌山県田辺市新屋敷町で
真砂充敏市長(左)に紀州てまりを寄贈する竹内マツ子会長=4日、和歌山県田辺市新屋敷町で
 11月に開催される「ねんりんピック紀の国わかやま2019」で和歌山県田辺市を訪れる選手たちにプレゼントしようと、紀州てまり趣味の会(竹内マツ子会長、40人)は4日、手作りした紀州てまり750個を市に寄贈した。

 伝統工芸品である紀州てまりを通じて市を印象付け、大会が終わってからも再訪するきっかけにしてもらうことが目的。2015年の和歌山国体でも選手たちに贈った。

 寄贈した紀州てまりは、円周12センチの手のひらに乗るサイズ。鮮やかな色とりどりの糸であしらっている。昨年4月から作り始め、ほぼ1年がかりで仕上げた。

 寄贈式は市長室であり、竹内会長(75)が「大会を盛り上げたいと、一針一針思いを込めて作った」と真砂充敏市長に手渡した。

 真砂市長は「選手の皆さんをおもてなしの心でお迎えし、印象深いまちとして記憶に留めてほしいと願っている。このてまりは、おもてなしの代表となるようなお土産」と感謝を述べた。

 紀州てまりは、同市が会場となる合気道と弓道の選手に贈られる予定。
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