和歌山県みなべ町東神野川の島ノ瀬ダムでソメイヨシノが見頃を迎えている。淡いピンク色の花と、地元の青年らによって設置された大小４５匹のこいのぼりの共演が訪れる人を楽しませている。


　ダムを管理している南紀用水土地改良区によると、２５日ごろに満開を迎えた。今週末には雨が予想されており、それまでが見頃ではないかという。夜のライトアップは新型コロナウイルス感染症の観点から、今年もしていない。

　こいのぼりは、地元の青年らでつくる「若衆会」（平野誠会長）のメンバーが設置した。５月の連休明けまで設置する予定で、平野会長は「駐車場所などマナーを守りながら、楽しんでもらえればうれしい」と話している。


■こいのぼり寄付呼びかけ

　こいのぼりは地元住民などから、寄付があったものを設置している。家庭で不要になったものがあれば寄付してほしいという。

　問い合わせは南紀用水土地改良区（０７３９・７４・３３２５）へ。