畑で捕獲された赤っぽいバッタ(9日、和歌山県みなべ町西岩代で)
和歌山県みなべ町西岩代の岩代小学校に9日、地元の人が見つけた赤っぽいバッタが持ち込まれ、児童が「初めて見た」と驚いている。
地元の農家が同日に畑で見つけ、初めて見るバッタで珍しいので、子どもたちに見せようと思ったという。
このバッタはクビキリギスとみられ、体長は約6センチ。体色は通常なら緑色や褐色だが、育つ環境で赤い色素が強く出る場合があるという。
同校では容器に入れ、児童が観察した。「変わったバッタなので名前をつけたい」などと喜んでいた。1年生の中早悠真君(7)は「バッタは好きなので、よく探しに行くが、赤いバッタは初めてでびっくりした。また変わったバッタを見てみたい」と話していた。