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刑法犯認知件数20年ぶりに増加 和歌山県

 和歌山県警は昨年1年間の犯罪情勢をまとめた。刑法犯認知件数(暫定値)は3438件(前年比128件増)で、20年ぶりに増加した。県警は「(過去2年間は)コロナ禍による外出制限で刑法犯も減っていた。昨年は制限が解除されて刑法犯も増加したのではないか」と話す。

 県警生活安全企画課によると、認知件数のうち、路上強盗や暴行、自転車盗などの「街頭犯罪」が1521件(前年比110件増)で最多。殺人や放火などの「重要犯罪」が40件(1件減)、侵入盗が197件(15件増)だった。

 特殊詐欺被害の認知件数は102件(43件増)で、被害額は約1億7300万円(約8200万円増)だった。60~80代が被害に遭うケースが多かった。紀南地方でも田辺市や新宮市、上富田町、すさみ町で特殊詐欺事件が発生している。

 県警では特殊詐欺防止のための無料電話(0120・508・878)を開設している。

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