コロナ禍で３年ぶりの開催となった第３１回梅の里中学校バレーボール大会が２８、２９日、和歌山県みなべ町内で開かれた。県外を含む２７チームが参加した女子の部で南部中が優勝した。


　実行委員会主催、みなべ町や紀伊民報など後援。

　今回の大会は、女子の部とＵ１５（１５歳以下）クラブチームの部で実施した。女子の部には県内と大阪府から計２７チーム、クラブチームの部は和歌山、大阪、京都、兵庫、愛知の２府３県から８チームが参加した。

　女子の部は南部中学校、上南部小学校、上南部中学校の各体育館を会場に実施した。６グループに分かれた予選リーグと、予選の順位や成績に応じて１～３部に分かれた決勝トーナメントがあった。１部の１～３位のチームと、２部と３部の１位チーム、最優秀選手１人を表彰した。

　南部は予選リーグでグループ１位となり、１部の決勝トーナメントに進出。１位決定戦で新北野バレーボールクラブ（大阪府）にセットカウント２―０で勝利し、優勝を決めた。南部の庄司妃華主将（２年）は「優勝が目標だったので、うれしい。練習の成果を発揮し、自分たちのプレーができたことが勝因になったと思う。３月の近畿大会に向けて、これからも練習を頑張っていきたい」と話した。庄司主将は最優秀選手賞にも選ばれた。

　女子の１部トーナメントの試合結果と２、３部の順位は、次の通り。

　１部トーナメント１位決定戦＝南部中２（２５―１５、２５―１９）０新北野バレーボールクラブ▽３位決定戦＝明和中２（２５―１８、２５―１７）０印南中▽５位決定戦＝日高中２（２５―２１、２５―１４）０大成中

　２部＝（１）丹生中（２）名田・松洋合同（３）亀川中

　３部＝（１）新庄中（２）紀之川中（３）御坊中


■みなべのレッズ１位　Ｂトーナメント

　梅の里中学校バレーボール大会クラブチームの部は２８日に南部高校体育館であった。レッズバレーボールクラブ（みなべ町）が決勝Ｂトーナメントで１位に入賞した。

　４チームずつ２グループに分かれて予選リーグをした後、決勝では各グループの１位と２位がＡトーナメントに、３位と４位がＢトーナメントに進んで試合をした。Ａトーナメントで優勝と準優勝、Ｂトーナメントで１位を決め、最優秀選手１人を選んで表彰した。

　Ａ、Ｂトーナメントの結果は、次の通り。

　Ａトーナメント＝（１）はりまヤングＡ（兵庫県）（２）エンジェルズ３（京都府）

　Ｂトーナメント＝（１）レッズバレーボールクラブ（２）はりまヤングＢ（兵庫県）

　最優秀選手賞＝丸本玲央那さん（はりまヤングＡ）