商品充実しネット販売第3弾 南部など農・商の3高校
南部高校(和歌山県みなべ町)など、県内の農業系高校と商業系高校が参画している「農業×商業『メルカリShops』販売プロジェクト」は16日、インターネットを使って第3弾の販売を始めた。今回は商品を充実させ10種類のセットを用意。出だしはまずまずで、今後、交流サイト(SNS)などを使ってPRしていきたいという。
プロジェクトは、南部高校と紀北農芸高校(かつらぎ町)、和歌山商業高校(和歌山市)が参画しており、農業系高校の生徒が作った農産物加工品を商業系高校の生徒がネットショップサービス「メルカリShops」を通じて販売している。昨年7月の第1弾で南部、11月の第2弾で紀北農芸がそれぞれ製造したジャムを販売。南部のジャムは、用意していた181セットが10日間ほどで完売したという。
今回、過去2回の販売で購入者から聞いた意見や、他業者から出品された商品を参考にするとともに、メルカリShopsの運営会社などの協力を得て商品開発や売り方について検討してきた。
南部は、学校の販売所で売っていた1次加工の梅干し「白干し梅」の他、調理コースの実習で出たかつお節と昆布のだしがらを、南高梅の梅干しとしょうゆで味付けしたつくだ煮「うめっこ煮」を用意。紀北農芸は柿とユズ、柿とショウガ、イチジクの3種類のジャムの他、柿を干して作る「あんぽ柿」をそろえた。その4種を組み合わせて700~2800円のセットを10種類作った。「高校生が手がける食品で、豊かで手軽な食生活」をコンセプトに種類を増やしたという。
16日は、3高校がウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」で、販売開始イベントを開催。セット内容の他、コンセプトなどについて確認し合った。
南部からは食と農園科加工流通コースの2年生9人が参加し、つくだ煮を入れる袋が熱によって破れないように工夫したことなどを紹介。杉若華音さん(16)は「自分たちが作った商品を自分たちで売ることができるのがいい。買った人に喜んでもらえればうれしいし、自信につながる」と語った。
その後、午後1時にメルカリShopsに出品した。17日午前8時現在で6件の注文があり、担当教諭は「出だしはまずまず」と話している。販売期間は31日午後1時までで、同プロジェクトは今後、たくさん売れるようにSNSなどを使って発信し、PRしたいという。
商品の確認や購入は「メルカリ」のサイトで「こだわりのうじょう」で検索すればよい。
プロジェクトは、南部高校と紀北農芸高校(かつらぎ町)、和歌山商業高校(和歌山市)が参画しており、農業系高校の生徒が作った農産物加工品を商業系高校の生徒がネットショップサービス「メルカリShops」を通じて販売している。昨年7月の第1弾で南部、11月の第2弾で紀北農芸がそれぞれ製造したジャムを販売。南部のジャムは、用意していた181セットが10日間ほどで完売したという。
今回、過去2回の販売で購入者から聞いた意見や、他業者から出品された商品を参考にするとともに、メルカリShopsの運営会社などの協力を得て商品開発や売り方について検討してきた。
南部は、学校の販売所で売っていた1次加工の梅干し「白干し梅」の他、調理コースの実習で出たかつお節と昆布のだしがらを、南高梅の梅干しとしょうゆで味付けしたつくだ煮「うめっこ煮」を用意。紀北農芸は柿とユズ、柿とショウガ、イチジクの3種類のジャムの他、柿を干して作る「あんぽ柿」をそろえた。その4種を組み合わせて700~2800円のセットを10種類作った。「高校生が手がける食品で、豊かで手軽な食生活」をコンセプトに種類を増やしたという。
16日は、3高校がウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」で、販売開始イベントを開催。セット内容の他、コンセプトなどについて確認し合った。
南部からは食と農園科加工流通コースの2年生9人が参加し、つくだ煮を入れる袋が熱によって破れないように工夫したことなどを紹介。杉若華音さん(16)は「自分たちが作った商品を自分たちで売ることができるのがいい。買った人に喜んでもらえればうれしいし、自信につながる」と語った。
その後、午後1時にメルカリShopsに出品した。17日午前8時現在で6件の注文があり、担当教諭は「出だしはまずまず」と話している。販売期間は31日午後1時までで、同プロジェクトは今後、たくさん売れるようにSNSなどを使って発信し、PRしたいという。
商品の確認や購入は「メルカリ」のサイトで「こだわりのうじょう」で検索すればよい。