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那智勝浦で「12湯サミット」 和歌山の温泉アピール

ホテル浦島で開催した「第2回わかやま12湯サミットin南紀勝浦温泉」=龍神観光協会提供
ホテル浦島で開催した「第2回わかやま12湯サミットin南紀勝浦温泉」=龍神観光協会提供
 和歌山県田辺市龍神村の龍神温泉など県内各地の温泉地をアピールする「第2回わかやま12湯サミットin南紀勝浦温泉」がこのほど、那智勝浦町のホテル浦島で開かれた。宿泊施設の女将(おかみ)らによる「和歌山の温泉を自画自賛」と題したパネルディスカッションや、和歌山大学客員教授の講演などがあった。

 県旅館ホテル生活衛生同業組合の「WOK委員会」と、協同組合和歌山県旅行業協会の「わかやま12湯運営委員会」が連携して組織する「わかやま12湯推進協議会」(青木査稚子会長)による取り組み。宿泊施設の女将ら女性を中心に活動し、和歌山の温泉の魅力を発信しており、第1回サミットは昨年10月に田辺市龍神村で開催した。

 「わかやま12湯」には龍神や田辺市本宮町の川湯、白浜・椿などの温泉がある。名称を「わかやま12湯」としているが、それ以外の温泉地もアピールしている。

 サミットでは、和歌山大学客員教授の後誠介さんが、火山がないのに温泉が湧く紀伊半島について講演。「和歌山の温泉を自画自賛」と題したパネルディスカッションでは、熊野幸代さん(椿温泉・しらさぎ)や川田純子さん(南紀白浜温泉・ホテルシーモア)、尾崎世奈さん(南紀勝浦温泉・ホテル浦島)、小川さださん(龍神温泉・季楽里龍神)らが意見を出し合った。

 また、前回の「龍神温泉宣言」に続き、県内でトップクラスの源泉数を誇る南紀勝浦温泉が和歌山の温泉をアピールする要となることを宣言する「南紀勝浦温泉宣言」も読み上げた。

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