仁坂知事が岸本氏応援表明 11月の和歌山県知事選
和歌山県の仁坂吉伸知事は4日の定例記者会見で、知事選(11月10日告示、27日投開票)で、国民民主党を離党した元衆院議員の岸本周平氏(66)=自民推薦=を応援する考えを示した。
理由については「選挙で助けてもらったら、選挙で助け返す」と言い、これまでの自身の知事選で、支援を受けた自民党が推薦することを挙げた。
一方、岸本氏の人物については「あまりそんなことをぺらぺらしゃべるのも上品ではないのでやめておく。選挙を前にして、候補(予定)者を批判したり批評したり称賛したりというのは今の(自身の)立場からすると良くないと思う」と述べた。
一方、仁坂知事はこの会見で、町村会理事会に対し、岸本氏推薦を決議しないよう働きかけていたことも明らかにした。
自民党県連は9月3日、推薦願いがあった岸本氏ではなく、和歌山市出身の総務官僚を擁立する方針を決定。これを受け、仁坂知事は6日の記者会見で、同氏の応援を表明した。しかし、この後、町村長でつくる町村会の理事会が岸本氏推薦を決議するという情報を得たため、理事らに電話し「岸本さんの推薦を決議するのはやめてほしい」と依頼したという。理由について「いつも仲良くしている町村会と対立するのは嫌だと思った」と語った。
しかし町村会は、8日に緊急理事会を開き、岸本氏の推薦を決定。こうした情勢を踏まえ、自民党も最終的に岸本氏推薦を決めた。
理由については「選挙で助けてもらったら、選挙で助け返す」と言い、これまでの自身の知事選で、支援を受けた自民党が推薦することを挙げた。
一方、岸本氏の人物については「あまりそんなことをぺらぺらしゃべるのも上品ではないのでやめておく。選挙を前にして、候補(予定)者を批判したり批評したり称賛したりというのは今の(自身の)立場からすると良くないと思う」と述べた。
一方、仁坂知事はこの会見で、町村会理事会に対し、岸本氏推薦を決議しないよう働きかけていたことも明らかにした。
自民党県連は9月3日、推薦願いがあった岸本氏ではなく、和歌山市出身の総務官僚を擁立する方針を決定。これを受け、仁坂知事は6日の記者会見で、同氏の応援を表明した。しかし、この後、町村長でつくる町村会の理事会が岸本氏推薦を決議するという情報を得たため、理事らに電話し「岸本さんの推薦を決議するのはやめてほしい」と依頼したという。理由について「いつも仲良くしている町村会と対立するのは嫌だと思った」と語った。
しかし町村会は、8日に緊急理事会を開き、岸本氏の推薦を決定。こうした情勢を踏まえ、自民党も最終的に岸本氏推薦を決めた。