【動画】イセエビ漁解禁 串本・下田原漁港で初水揚げ
和歌山県串本町田原の下田原漁港で21日、今月中旬に解禁されたイセエビ漁の初水揚げがあった。漁期は来年4月末まで。
県資源管理課によると、県漁業調整規則ではイセエビは、5月1日から9月15日までは採捕禁止期間と定められている。実際の漁期は資源保護などのため地区によって異なっており、下田原漁港では例年9月16日が解禁で、同日午後に刺し網を仕掛けて翌朝に水揚げをする。ただ、今年は台風14号の影響で海が荒れたため、出漁できない状況が続いていた。
和歌山東漁協下田原支所によると、下田原漁港では20人ほどがイセエビ漁に携わっており、20日午後に船5隻が出漁して網を仕掛けた。
支所長を務める垣下良夫さん(72)は21日午前7時ごろ、2~3キロほど沖に仕掛けていた刺し網を回収して港に戻った。網を小屋に運び、家族らも手伝いながら「カギ」という道具を使ってイセエビの脚などが取れないよう丁寧に取り外した。この日捕獲したイセエビは全部で20匹ほどで、大きなものでは体長25センチ、重さ500グラムほどあったという。
垣下さんは「この海で取れるイセエビは、荒波で身が締まって甘みも強い。全体的には初日としては寂しいが、これからも頑張りたい」と話していた。
県資源管理課によると、県漁業調整規則ではイセエビは、5月1日から9月15日までは採捕禁止期間と定められている。実際の漁期は資源保護などのため地区によって異なっており、下田原漁港では例年9月16日が解禁で、同日午後に刺し網を仕掛けて翌朝に水揚げをする。ただ、今年は台風14号の影響で海が荒れたため、出漁できない状況が続いていた。
和歌山東漁協下田原支所によると、下田原漁港では20人ほどがイセエビ漁に携わっており、20日午後に船5隻が出漁して網を仕掛けた。
支所長を務める垣下良夫さん(72)は21日午前7時ごろ、2~3キロほど沖に仕掛けていた刺し網を回収して港に戻った。網を小屋に運び、家族らも手伝いながら「カギ」という道具を使ってイセエビの脚などが取れないよう丁寧に取り外した。この日捕獲したイセエビは全部で20匹ほどで、大きなものでは体長25センチ、重さ500グラムほどあったという。
垣下さんは「この海で取れるイセエビは、荒波で身が締まって甘みも強い。全体的には初日としては寂しいが、これからも頑張りたい」と話していた。