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野菜や加工品の販売開始 南部高校農業クラブ

「うめっこカフェ」で5日から再開した野菜や加工品の販売(和歌山県みなべ町芝で)
「うめっこカフェ」で5日から再開した野菜や加工品の販売(和歌山県みなべ町芝で)
 和歌山県の南部高校(みなべ町芝)食と農園科の農業クラブが実習棟で行う野菜や加工品などの秋の販売が、5日からスタートした。今月は毎週月(19日除く)、木、金曜に予定しており、同クラブは来場を呼びかけている。

 生徒が実習で栽培したり、加工したりする野菜や花、その苗、加工品を一年を通じて実習棟の販売所「うめっこカフェ」で販売している。長期の休みやテスト期間などには販売していない。

 5日は2学期が始まって初めての販売日で、キュウリやナス、ピーマン、オクラといった野菜、ハクサイの苗、アイスクリームなどが並んだ。木、金曜には人気のパンや菓子をはじめ、ジャムや梅ジュースなどが加わり、種類が豊富になる。菓子はマドレーヌやシフォンケーキ、クッキーなどがある。野菜の苗はキャベツやブロッコリーも加わる。

 販売時間は午後4時から約30分間。いずれの品も数に限りがあり、1人1個しか買えない物もある。

 祝日の23日には午前10時~11時半、販売イベント「南高フェス」として、通常よりも種類や数を増やして開催する。

 農業クラブの担当教諭は「秋から冬にかけ、さまざまな野菜や花、果物を販売したいと思っている。生徒が協力して作った自慢の加工品もある。地域のPRも考えて取り組んでおり、生徒の成長にもつなげていきたい。ぜひ応援してもらいたい」と呼びかけている。

 問い合わせは、南部高校農場(0739・72・3929)へ。

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