和牛審査競技で全国へ 南部高1年の吉田さん
和歌山県学校農業クラブ連盟主催の家畜審査競技会がこのほど、すさみ町見老津の県畜産試験場であり、南部高校食と農園科(みなべ町芝)1年の吉田有彩さん(15)が最優秀賞に輝いた。10月7日に鹿児島県霧島市で開かれる、第12回全国和牛審査競技会に県代表として出場する。
全国競技会は、国内固有の肉専用種である和牛に対する理解を深め、畜産の将来を担う後継者の育成を図ることを目的に開く。県の競技会には南部と熊野、紀北農芸、有田中央の県内にある農業系4高校から計12人が出場。筆記で牛の各部位の名称などを答える他、実技で4頭の牛の体を見たり触ったりして、毛並みや硬さ、肉の付き方などを評価して、品質の順位を付けて、得点を競った。
最優秀に選ばれた吉田さんは「牛について何も知らないところからスタートした。まさか選ばれるとは思わなかったのでうれしい」と喜ぶ。全国大会に向けては「せっかく頂いたチャンスなので、1位を目指して頑張りたい。そのためにもっと勉強しなくてはと思う」と意欲を見せる。
南部高校では現在、畜産の授業がないため、吉田さんは7月上旬から夏休み前まで毎週1回、放課後に担当教諭から教えてもらって畜産について学んだ。将来は動物に関わる仕事をしたいという思いがあり、役立つことができればと競技会への出場を希望したという。
同校の農業クラブを担当する出口豊高教諭は「畜産に触れる機会がない中で牛に興味を持ち、結果を残してくれてうれしい。今後、可能性をもっと広げてくれればと思う。全国大会では他の学校の生徒と交流もしてきてほしい」と話す。
全国競技会は、国内固有の肉専用種である和牛に対する理解を深め、畜産の将来を担う後継者の育成を図ることを目的に開く。県の競技会には南部と熊野、紀北農芸、有田中央の県内にある農業系4高校から計12人が出場。筆記で牛の各部位の名称などを答える他、実技で4頭の牛の体を見たり触ったりして、毛並みや硬さ、肉の付き方などを評価して、品質の順位を付けて、得点を競った。
最優秀に選ばれた吉田さんは「牛について何も知らないところからスタートした。まさか選ばれるとは思わなかったのでうれしい」と喜ぶ。全国大会に向けては「せっかく頂いたチャンスなので、1位を目指して頑張りたい。そのためにもっと勉強しなくてはと思う」と意欲を見せる。
南部高校では現在、畜産の授業がないため、吉田さんは7月上旬から夏休み前まで毎週1回、放課後に担当教諭から教えてもらって畜産について学んだ。将来は動物に関わる仕事をしたいという思いがあり、役立つことができればと競技会への出場を希望したという。
同校の農業クラブを担当する出口豊高教諭は「畜産に触れる機会がない中で牛に興味を持ち、結果を残してくれてうれしい。今後、可能性をもっと広げてくれればと思う。全国大会では他の学校の生徒と交流もしてきてほしい」と話す。