マルシェと演劇楽しんで 27日、白浜の障害者支援事業所
和歌山県白浜町十九渕の障害者の就労支援事業所「キミト☆ミライ」が27日、敷地内でマルシェと演劇公演の二つのイベントを開く。施設では「地域とともに楽しめるイベントにしたい。障害者の活動を知ってもらうきっかけにもなればうれしい」と来場を呼びかけている。
飲食物や雑貨を販売する「キミト☆ミライマーケット」には、キッチンカーや農園、福祉事業所など15ブースが出店。ファストフードや弁当、野菜、雑貨の販売のほか、ワークショップもある。震度7の揺れまで体験できる県の地震体験車も来る。午前10時~午後3時。小雨決行。
施設の利用者は、竹幹に開けた穴から光を届ける「竹あかり」の製作や農業に携わっている。施設では敷地内の公園を開放し、見学なども受け入れているが、こうした活動はまだまだ地域で知られていないという。
イベントでは施設の利用者がブースで接客に加わる予定。企画担当の西川諭さんは「普段はなかなか触れ合う機会がない地域の方とも交流したい」と期待している。
臨時駐車場を会場近くの河川敷に設ける。問い合わせは「キミト☆ミライ」(0739・45・2228)へ。
■七夕巡る、命の物語 野外で一人芝居公演
演劇公演では、身体表現パフォーマー、なかええみさんが一人芝居「七夕、ボクの物語」を野外ステージで上演する。午後6時半開演(開場午後6時)。
演劇は「南紀白浜演劇祭実行委員会」との共催。なかえさんは俳優、作家、音楽家として各地に赴いて取材し、台本作りから音楽、美術制作まで手がける。人と自然の関係をテーマに創作しており、「キミト☆ミライ」の活動に賛同して公演を決めたという。
「七夕、ボクの物語」は能楽「天鼓」を基に、里の再生を描いた新作舞台。人々の心が分断されてしまった世界で、里の人々がもう一度七夕の祭りをするため立ち上がる。作中では「キミト☆ミライ」の活動にも関わりが深い「竹」がキーワードになるという。
実行委の小山博章さんは「演劇鑑賞が初めてでも、1人7役を演じるなかえさんの表現者としての力量に見入ってしまうはず。舞台の魅力を知ってもらい、地域に根付かせたい」と話している。将来は地域参加の劇団を立ち上げたいという。
チケットは高校生以上1500円(税込み)、中学生以下は無料。問い合わせは制作担当のMTCプロジェクト(050・3699・3171)へ。
飲食物や雑貨を販売する「キミト☆ミライマーケット」には、キッチンカーや農園、福祉事業所など15ブースが出店。ファストフードや弁当、野菜、雑貨の販売のほか、ワークショップもある。震度7の揺れまで体験できる県の地震体験車も来る。午前10時~午後3時。小雨決行。
施設の利用者は、竹幹に開けた穴から光を届ける「竹あかり」の製作や農業に携わっている。施設では敷地内の公園を開放し、見学なども受け入れているが、こうした活動はまだまだ地域で知られていないという。
イベントでは施設の利用者がブースで接客に加わる予定。企画担当の西川諭さんは「普段はなかなか触れ合う機会がない地域の方とも交流したい」と期待している。
臨時駐車場を会場近くの河川敷に設ける。問い合わせは「キミト☆ミライ」(0739・45・2228)へ。
■七夕巡る、命の物語 野外で一人芝居公演
演劇公演では、身体表現パフォーマー、なかええみさんが一人芝居「七夕、ボクの物語」を野外ステージで上演する。午後6時半開演(開場午後6時)。
演劇は「南紀白浜演劇祭実行委員会」との共催。なかえさんは俳優、作家、音楽家として各地に赴いて取材し、台本作りから音楽、美術制作まで手がける。人と自然の関係をテーマに創作しており、「キミト☆ミライ」の活動に賛同して公演を決めたという。
「七夕、ボクの物語」は能楽「天鼓」を基に、里の再生を描いた新作舞台。人々の心が分断されてしまった世界で、里の人々がもう一度七夕の祭りをするため立ち上がる。作中では「キミト☆ミライ」の活動にも関わりが深い「竹」がキーワードになるという。
実行委の小山博章さんは「演劇鑑賞が初めてでも、1人7役を演じるなかえさんの表現者としての力量に見入ってしまうはず。舞台の魅力を知ってもらい、地域に根付かせたい」と話している。将来は地域参加の劇団を立ち上げたいという。
チケットは高校生以上1500円(税込み)、中学生以下は無料。問い合わせは制作担当のMTCプロジェクト(050・3699・3171)へ。