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海辺の生き物学ぶ 白浜でネイチャーキャンプ

京大白浜水族館のバックヤードで下村通誉所長(左)からヒトデについて説明を受ける児童=和歌山県白浜町で
京大白浜水族館のバックヤードで下村通誉所長(左)からヒトデについて説明を受ける児童=和歌山県白浜町で
 和歌山県白浜町の京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所(下村通誉所長)とその周辺で7月31日、海辺の生き物について学ぶ「ネイチャー・キャンプ」があった。県内の小学4~6年生24人が参加した。

 県の豊かな自然を保全していく人材を育成することなどを目的に、県が毎年テーマを変えて開催している。本年度は10月までに計5回予定しており、海辺の生き物の標本作りなどに取り組む。

 この日は、下村所長や天神崎の自然を大切にする会の藤五和久理事らが講師を務めた。児童は午前中、海辺の生き物の採集方法や記録方法、危険生物などについて学んだ後、研究所敷地内にある京都大学白浜水族館とバックヤードを見学。午後から海辺の生き物を採集した。

 和歌山市伏虎義務教育学校4年の弘田勘君(9)は「自然が好きで、もっといろいろなことが知りたいと思って参加した。バックヤードで魚の餌を見たりしたのが面白かった」、紀の川市名手小学校6年の高木佳飛君(11)は「バックヤードに海の生き物の標本がたくさんあって驚いた。自分も標本を作って思い出にしたい」と話した。

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