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巡回水族館「エビカニ号」買い替えへ ネットで支援求める

巡回水族館で使用されている「エビカニ号」(和歌山県すさみ町江住で)
巡回水族館で使用されている「エビカニ号」(和歌山県すさみ町江住で)
 和歌山県すさみ町江住のエビとカニの水族館は、老朽化した巡回水族館用の車「エビカニ号」を買い替えるため、インターネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)を始めた。目標額は300万円。募集期間は8月31日まで。

 ウニ、ヒトデ、ナマコ、イセエビ、カブトガニ、ウミガメなどの海の生き物と触れ合い、学べる移動型水族館は、2014年から県内を中心に支援学校や保育園などを年間約20件回っている。京都府や奈良県の催しに参加したこともある。

 現在の車は2代目で、16年に購入。生き物の運搬で海水を使用するため、さびで傷みが激しいという。

 CFで活用しているサービスは「READYFOR(レディフォー)」。返礼品は、オリジナルTシャツ、バックヤードツアー、生き物イラストミニ色紙などで、3千~50万円の19コース用意している。

 水族館担当者は「普段から多くの方にご支援いただいており、誠に恐縮ですが、子どもに笑顔と生き物を届け続けるため、さらに支援してもらえるとうれしい」と話している。

 問い合わせは、水族館(0739・58・8007)へ。

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