高校と協力して梅のジャム作り 田辺市中芳養中が販売へ
田辺市の中芳養中学校2年生(22人)が、みなべ町芝の南部高校で特産の梅を使ったジャム作りに挑戦した。中学校内で栽培した梅を使用。8月に市内である朝市「弁慶市」で販売する。
新型コロナウイルス禍で中止となった職場体験に代わる職業教育として企画した。収穫から加工、販売まで体験することで、梅に関わる仕事や地域の良さに気付いてもらおうという狙いがある。
ジャムの加工は、南部高校食と農園科の実習棟の設備を借りた。ペースト状にした梅を火にかけて水分を飛ばし、グラニュー糖と上白糖を数回に分けて入れ、糖度60%まで煮詰めた。
6日に体験した中田萌々香さんは「お客さんに食べてもらう物なので、分量は慎重に量り、あく取りにも気を使った。気に入ってもらえたらうれしい」、中家真聖君は「グラニュー糖と違って、上白糖は塊になりやすく、ドサッと一度に入ってしまわないか緊張した。おいしくできたので、自信を持って販売したい」と話した。
加工実習には、食と農園科の生徒4人も指導役に駆け付けた。中芳養中出身で2年生の火縄実咲さんは「週2回実習授業があるけれど、体験は学びが多い。ジャム作りも刺激になったはず。中学校で販売まで手がけるのはすごい。興味を持ったら高校でも後輩になってほしい」とエールを送った
中芳養中2年生は今後、まちづくり会社「南紀みらい」(田辺市)の協力で、ビジネスについて学び、ジャムの価格設定やラベルデザインにも取り組む。「弁慶市」は8月21日の予定。
新型コロナウイルス禍で中止となった職場体験に代わる職業教育として企画した。収穫から加工、販売まで体験することで、梅に関わる仕事や地域の良さに気付いてもらおうという狙いがある。
ジャムの加工は、南部高校食と農園科の実習棟の設備を借りた。ペースト状にした梅を火にかけて水分を飛ばし、グラニュー糖と上白糖を数回に分けて入れ、糖度60%まで煮詰めた。
6日に体験した中田萌々香さんは「お客さんに食べてもらう物なので、分量は慎重に量り、あく取りにも気を使った。気に入ってもらえたらうれしい」、中家真聖君は「グラニュー糖と違って、上白糖は塊になりやすく、ドサッと一度に入ってしまわないか緊張した。おいしくできたので、自信を持って販売したい」と話した。
加工実習には、食と農園科の生徒4人も指導役に駆け付けた。中芳養中出身で2年生の火縄実咲さんは「週2回実習授業があるけれど、体験は学びが多い。ジャム作りも刺激になったはず。中学校で販売まで手がけるのはすごい。興味を持ったら高校でも後輩になってほしい」とエールを送った
中芳養中2年生は今後、まちづくり会社「南紀みらい」(田辺市)の協力で、ビジネスについて学び、ジャムの価格設定やラベルデザインにも取り組む。「弁慶市」は8月21日の予定。