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2022参院選 和歌山選挙区/投票率下げ止まるか/期日前投票 活用して

投票を呼びかけるのぼり。期日前の日程も記載している(田辺市新屋敷町で)
投票を呼びかけるのぼり。期日前の日程も記載している(田辺市新屋敷町で)
国政選挙の県内投票率推移
国政選挙の県内投票率推移
 10日投開票の参院選では、和歌山選挙区の投票率が下げ止まるかということも注目される。前回2019年は過去ワースト2の50・42%。近年は50%台が定着している。県選挙管理委員会は期日前投票の活用をアピールし、投票率アップを目指している。


 参院選の県内投票率は、1986年の78・14%が最高で、2001年以降は60%を超えたことがない。通常選挙での過去最低は1995年の50・03%だった。

 選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられた2016年の参院選以降、18・19歳の国政選挙での投票率は、いずれも全体を下回っている。前回参院選は30・26%だった。

 投票率アップのため、県選管が力を入れているのが、期日前投票のPRだ。これまで、啓発用ののぼりには投票日のみ大きく表示していたが、今回の参院選では「期日前投票6月23日(木)~7月9日(土)」と明記。インターネット広告や映画館のスポットCMでもアピールしている。

 県選管の啓発担当者は「新型コロナ対策で密を避ける上でも、期日前投票を活用してもらいたい。夏場で暑い日も雨の日もある。都合のいいタイミングで、大事な一票を投じられるのは利点」と呼びかけている。

 県選管ツイッターでは「投票所は感染症対策に取り組んでいます。鉛筆やシャープペンなどを持参することも可能です」「投票所入場券を持っていかなくても、選挙人名簿に登録されている方であることが確認できれば投票できます」などと発信している。

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