和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

候補者の横顔/参院選・和歌山選挙区/(届け出順)(3)/現場変えないと意味がない/つるほ ようすけ/鶴保 庸介さん(55)/自民党

鶴保庸介氏
鶴保庸介氏
 モットーは「政治は結果」。「提案したり、提言したり、法律を変えたりしただけではいけない。その後、検証するなどし、現場の意識や行動を変えないと何の意味もない」と強調する。

 31歳で初当選し、以来4期24年務めてきた。その中で「自分が手がけたことが形になること」が政治家の魅力と感じている。大手ハンバーガーチェーンに働きかけ、鹿肉のジビエバーガーの全国販売につなげたことや、JR紀勢線の「サイクルトレイン」を実現させたことを挙げる。

 5期目でまず取り組みたいのは観光振興。盛り上がっていたインバウンド(海外からの訪日旅行)は新型コロナウイルスで大きな影響を受けた。これを近く全面再開させるなどし、旅行業界の回復、発展を目指す。

 地方の人口減少も「大変な危機感を持っている。流れを食い止めたい」という。全国一律の基準や規制を見直し、地方に人が流れる仕組みづくりを目指す。いま、地方出身議員に議連設置を呼びかけており、「提案だけでは終わらせない」という。

 自身の長所については「強い者に巻かれないところ」。「間違っていると思えば、誰にでも食ってかかる。しかし、時にはえらい失敗をすることもある。もろ刃の剣」

公式SNS!フォローしてね!
友だち追加

アクセスランキング

趣味・娯楽

読者チャンネル

新着リリース

紀伊民報からのお知らせ