梅でビジネスに挑戦 中学生が収穫、加工、販売まで体験
和歌山県田辺市の中芳養中学校2年生(22人)が、地域特産の梅の収穫からジャムの加工、販売までを体験する。社会との関わりを考えるキャリア学習の一環で、”ビジネス”に挑戦する。
同校では新型コロナウイルス禍で、訪問しての職業体験が難しい中、校内で育てている南高梅に着目。6次産業化を通じ、梅に関わる仕事や地域の良さについて気付いてもらおうと企画した。南部高校やまちづくり会社「南紀みらい」とも連携する。
13日には梅の収穫と梅干し作りの体験があった。校内に10本ほどの梅の木があり、生徒は約60キロを収穫。梅干し用とジャムなどの加工用に選別し、20キロ分を梅干し用に塩漬けした。
宮村悠希君は「家でも梅は栽培していて、手伝うこともあるけれど、梅干しを作ったのは初めて。最後に梅を覆い隠すように塩をふるのに驚いた。ジャム作りはもっと手間がかかりそうだけど楽しみ」、古谷蒼依さんは「ジャム作りは初めて。おいしく作るのは大前提で、デザインなども含め食べた人が幸せな気持ちになれるような商品に仕上げたい」と話した。
ジャム作りは加工設備が整っている南部高校で7月に行う。価格設定やラベルのデザインも生徒が考え、市内である朝市「弁慶市」で8月に販売する予定。
担任の井上一光教諭は「梅という資源をどう生かすか。幅広い取り組みができる。将来の仕事を考えるヒントになればいい」と期待している。
同校では新型コロナウイルス禍で、訪問しての職業体験が難しい中、校内で育てている南高梅に着目。6次産業化を通じ、梅に関わる仕事や地域の良さについて気付いてもらおうと企画した。南部高校やまちづくり会社「南紀みらい」とも連携する。
13日には梅の収穫と梅干し作りの体験があった。校内に10本ほどの梅の木があり、生徒は約60キロを収穫。梅干し用とジャムなどの加工用に選別し、20キロ分を梅干し用に塩漬けした。
宮村悠希君は「家でも梅は栽培していて、手伝うこともあるけれど、梅干しを作ったのは初めて。最後に梅を覆い隠すように塩をふるのに驚いた。ジャム作りはもっと手間がかかりそうだけど楽しみ」、古谷蒼依さんは「ジャム作りは初めて。おいしく作るのは大前提で、デザインなども含め食べた人が幸せな気持ちになれるような商品に仕上げたい」と話した。
ジャム作りは加工設備が整っている南部高校で7月に行う。価格設定やラベルのデザインも生徒が考え、市内である朝市「弁慶市」で8月に販売する予定。
担任の井上一光教諭は「梅という資源をどう生かすか。幅広い取り組みができる。将来の仕事を考えるヒントになればいい」と期待している。