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「梅ジャムコッペ」開発 神島高生が地元パン店と

梅ジャムコッペをPRするパン店の浅賀由貴乃店主(左端)と神島屋の開発メンバー=和歌山県田辺市湊で
梅ジャムコッペをPRするパン店の浅賀由貴乃店主(左端)と神島屋の開発メンバー=和歌山県田辺市湊で
 地域特産の梅をPRしようと、神島高校(和歌山県田辺市文里2丁目)の商品開発プロジェクト「神島屋」は、地元のパン店と「梅ジャムコッペ」を開発した。「南高梅」と「露茜(つゆあかね)」のジャムを使用した2種類ある。「梅の日」の6日にAコープ紀南クックガーデン(同市下万呂)で販売する。


 新型コロナウイルスの影響で、梅のPR行事は縮小している。神島屋では今できることとして、地元の飲食事業者と連携した「梅を食べようキャンペーン」を3年前から展開している。本年度はこれまで手がけたことがない、梅を使ったパンに挑戦した。

 神島屋の3年生、保富円那さんは「南高梅は梅らしい酸味があり、赤色の露茜はイチゴみたいにフルーティー。食事にもおやつにも合う自信作で、両方とも味わってほしい。ロングセラー商品に育て、学校給食にも使ってもらえるようになればうれしい」と話している。

 製造は田辺駅前商店街のパン店「焼きたてぱんD’oh!(ドウ)」(同市湊)が担当。店主の浅賀由貴乃さんは同校卒業生で、高校生の提案をアレンジして商品化した。やわらかいコッペパンは、ジャムとの相性もいいという。

 「梅ジャムコッペ」の販売は6日午後2時から。限定150個(南高梅、露茜各75個)。1個150円。梅焼き鳥の実演販売もある。

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