見頃を迎えているトックリラン
和歌山県田辺市南新万の堀本和男さん(52)方で、トックリラン(リュウゼツラン科)が薄黄色の花を咲かせている。めったに花をつけないとされる観葉植物で、開花は4年ぶりという。
堀本さんが1996年に育て始めた際は高さ30センチほどだったが、2・25メートルほどにまで成長した。この間、開花は2回だけ。「昨年は咲きそうで、咲かなかった。四つも咲くのは初めてでうれしい」と話した。普段は週1回ほどの水やりや、枯れた葉を取るなどの手入れをしているという。
岩出市の県植物公園「緑花センター」によると、トックリランは大きく育つまで時間がかかる。花は数年から数十年に1度しか咲かないとされている。