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田辺でプロレス興行 7月24日、地元格闘家とタッグ

ランズエンドプロレスリング白浜大会に出場する選手(和歌山県白浜町で)
ランズエンドプロレスリング白浜大会に出場する選手(和歌山県白浜町で)
 和歌山県田辺市新庄町のビッグ・ユーで7月24日午後1時から、プロレスと総合格闘技の興行「ランズエンドプロレスリング白浜大会」(実行委員会主催)が開かれる。紀南では10年ぶりのプロレス興行という。参加選手たちは「地元の人に楽しんでもらいたい」と意気込んでいる。

 大阪府のランズエンドプロレスリング(崔領二代表)と、白浜町の修斗ジムASH(アッシュ)=南紀州代表=が協力して実行委を立ち上げた。

 総合格闘技に12人、プロレスに9人の選手が出場。南代表らアッシュの所属選手は総合格闘技の試合をする。古座川町在住で「ジャイアン貴裕」のリングネームで活動する鈴木貴裕さん、和歌山市内に住むニュージーランド出身のプロレスラーのディラン・ジェイムスさん、崔代表らランズエンドの所属選手がプロレスで盛り上げる。総合格闘技とプロレスが一緒になった興行は全国でも珍しいという。

 プロレスラーの崔代表は2007年、那智勝浦町の観光大使に就任し、同年に「那智の滝」の近くで興行「世界遺産プロレス」を開いた。今秋にも那智勝浦町内で開催する予定。

 崔代表らランズエンドの選手は、日頃からトレーニングで白浜町など紀南を訪れている。また、崔代表の兄で総合格闘家のRYO(リョウ)さんはアッシュのスペシャルアドバイザーを務め、今回の興行にも出場する。

 4日には、崔代表らランズエンドの選手がアッシュのジムを訪れた。崔代表は「白浜、南紀は自然が豊かで食べ物がおいしく、アッシュのジムもあり、強くなる要素がそろっている。縁のあるこの地で大会を開き、プロレスや格闘技を根付かせて恩返ししたい」と語った。

 アッシュの所属選手も、地元での「晴れ舞台」を楽しみにしている。「紀州」のリングネームで出場する南代表は、師匠と慕うリョウさんと対戦する。「地元の人が楽しみ、応援してもらえるような大会にしたい」と話す。

 チケットはS席6千円、A席5千円。65歳以上と中学生以下は無料。

 問い合わせは実行委員会(メールashmma9@gmail.comか、denhaa4@gmail.com)へ。

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