おっと!足元に注意 南紀白浜空港、だまし絵で逆行対策
和歌山県白浜町の白浜南ライオンズクラブ(坂上力会長)は4日、創立45周年の記念事業として、南紀白浜空港ターミナル到着ロビーの手荷物受取所の出口付近に、パンダや白良浜の「トリックアート(だまし絵)」を設置した。
手荷物受取所は保安上、搭乗者以外の立ち入りや再入場が禁止されている。空港によると、搭乗者らが誤って到着ロビーから手荷物受取所へ「逆流」してしまうことがしばしばあるという。その対策として、地域の奉仕活動に取り組む白浜南ライオンズクラブが空港と協議し、トリックアートを寄贈することにした。
出口付近の扉や壁、床にラッピングフィルム(幅4・59メートル、奥行き1・85メートル、高さ1・12メートル)を貼っており、足元が落ち込むような錯覚を与えるトリックアートを床に施している。観音開きの扉を開放している時には「入れません」という文字が外側から見えるようになっており、扉を閉めると「ようこそ白浜へ!」という文字が現れ、記念撮影場所としても利用できる。
この日は除幕式があり、関係者約20人が出席した。坂上会長は「地域を少しでも笑顔にし、盛り上げることができれば」と話し、空港を運営する南紀白浜エアポート(白浜町)の岡田信一郎社長は「トリックアートを使った逆流対策は、日本の空港でここだけだと思う。白浜のPRになる」と謝辞を述べた。
手荷物受取所は保安上、搭乗者以外の立ち入りや再入場が禁止されている。空港によると、搭乗者らが誤って到着ロビーから手荷物受取所へ「逆流」してしまうことがしばしばあるという。その対策として、地域の奉仕活動に取り組む白浜南ライオンズクラブが空港と協議し、トリックアートを寄贈することにした。
出口付近の扉や壁、床にラッピングフィルム(幅4・59メートル、奥行き1・85メートル、高さ1・12メートル)を貼っており、足元が落ち込むような錯覚を与えるトリックアートを床に施している。観音開きの扉を開放している時には「入れません」という文字が外側から見えるようになっており、扉を閉めると「ようこそ白浜へ!」という文字が現れ、記念撮影場所としても利用できる。
この日は除幕式があり、関係者約20人が出席した。坂上会長は「地域を少しでも笑顔にし、盛り上げることができれば」と話し、空港を運営する南紀白浜エアポート(白浜町)の岡田信一郎社長は「トリックアートを使った逆流対策は、日本の空港でここだけだと思う。白浜のPRになる」と謝辞を述べた。