披露会で「爽やか」と好評 白浜空港ビール味わう
和歌山県白浜町の南紀白浜空港で育てたホップを使うビールの披露会が21日、空港であった。約30人が集い、完成したばかりのビールを試飲。「おいしいね」「爽やかな味わいだ」と感想を口にした。
南紀白浜エアポートや緑化事業を手掛ける「東邦レオ」(大阪市)の企画。ホップを育てて実を収穫し、ビールを作って乾杯するまでを、人と人が交流する手段にしようという取り組み。
空港では昨春に栽培を始め、7~8月に実を収穫した。町内の地ビールメーカー「ナギサビール」で2月に醸造を開始。3月19日に瓶詰め作業があり、330ミリリットル瓶の2500本が完成した。
披露会には、ビールに「Fly the yell(フライ・ザ・エール)」と名付けた東京都町田市の京條栄利子さん(50)や、ラベルのデザインを考えた上富田町朝来の中野ひかりさん(19)らが参加。中野さんは未成年のため飲めなかったが、参加者の中には3本も飲む〝強者〟もいた。
エアポート社の岡田信一郎社長(50)は「みずみずしくて、深みもある味ですごくおいしい」と評価しつつ「取り組みの輪が少しずつ広まり、ようやくここまで来られてうれしい」と話した。
今後も取り組みは続ける。披露会ではホップの苗木の配布もあり、興味を示した人が持ち帰った。名称やラベルは毎回変更する。次回の分は改めて公募する予定。東邦レオによると、水さえしっかり与えておけば、育てるのはそれほど難しくないという。
〝空港ビール〟は1本400円。ナギサビールや空港などで販売している。
南紀白浜エアポートや緑化事業を手掛ける「東邦レオ」(大阪市)の企画。ホップを育てて実を収穫し、ビールを作って乾杯するまでを、人と人が交流する手段にしようという取り組み。
空港では昨春に栽培を始め、7~8月に実を収穫した。町内の地ビールメーカー「ナギサビール」で2月に醸造を開始。3月19日に瓶詰め作業があり、330ミリリットル瓶の2500本が完成した。
披露会には、ビールに「Fly the yell(フライ・ザ・エール)」と名付けた東京都町田市の京條栄利子さん(50)や、ラベルのデザインを考えた上富田町朝来の中野ひかりさん(19)らが参加。中野さんは未成年のため飲めなかったが、参加者の中には3本も飲む〝強者〟もいた。
エアポート社の岡田信一郎社長(50)は「みずみずしくて、深みもある味ですごくおいしい」と評価しつつ「取り組みの輪が少しずつ広まり、ようやくここまで来られてうれしい」と話した。
今後も取り組みは続ける。披露会ではホップの苗木の配布もあり、興味を示した人が持ち帰った。名称やラベルは毎回変更する。次回の分は改めて公募する予定。東邦レオによると、水さえしっかり与えておけば、育てるのはそれほど難しくないという。
〝空港ビール〟は1本400円。ナギサビールや空港などで販売している。