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ヒョウタン収穫 人気の「せんぱい人形」に加工

ヒョウタンを収穫する岡老人クラブの会員ら(19日、和歌山県上富田町岡で)
ヒョウタンを収穫する岡老人クラブの会員ら(19日、和歌山県上富田町岡で)
 和歌山県上富田町の岡老人クラブ(中道武会長)が19日、地元の田中神社近くの畑でヒョウタンを収穫した。町のマスコットキャラクター「ひょうたんせんぱい」の人形に加工し、11月に開かれる「ねんりんピック紀の国わかやま」の関連イベントで展示する。

 岡老人クラブは毎年ヒョウタンを栽培し、土産物や贈答品として販売している。ヒョウタンの需要は少なくなっていたが、2017年から作り始めた「ひょうたんせんぱい」の人形が人気となり、現在は人形の在庫がない状態という。

 この日は岡老人クラブの会員以外に、起業家の育成などをする「紀州くちくまの熱中小学校」の受講生と事務局がボランティアで参加。ヒョウタンは今年から新しい畑で栽培を始めたことから連作障害がなく、例年の5倍以上の実がなって形も良いという。

 会員ら13人が長さ30センチほどの「千成ヒョウタン」を約100個収穫し、穴を開けて水に漬けた。2週間後に中身を取り除き、乾燥させる。10月初めには、モールなどを使って「ひょうたんせんぱい」の加工ができそうだという。

 展示するのは11月9~11日に和歌山市の和歌山ビッグホエールで開かれる「地域文化伝承館」。県内の老人クラブが活動を発表するイベントで、岡老人クラブは「ひょうたんせんぱい」の人形を50~60個、大きなヒョウタンを40個展示する予定。
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