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20日開通へ整備大詰め 和歌山県、田辺西バイパスの1.6キロ

20日に開通する田辺西バイパス。右側の海沿いは現在の国道42号(10日、和歌山県田辺市芳養町で)=許可を得てドローンで撮影
20日に開通する田辺西バイパス。右側の海沿いは現在の国道42号(10日、和歌山県田辺市芳養町で)=許可を得てドローンで撮影
 和歌山県田辺市芳養町を通る国道42号田辺西バイパスの1・6キロが、20日午後3時から利用できるようになる。現場では、整備工事が最終盤を迎えている。


 みなべ町側の国道との合流地点周辺では、舗装や区画線の工事が開通直前まで続く。信号機付きの交差点が2カ所に新設される。みなべ町側から順に「白馬(はくまい)」「大屋」という名称になる。

 田辺市稲成町と芳養町を結ぶ田辺西バイパスの総延長は3・8キロ。事業化は1997年度で、四半世紀を経て全線が開通する。国土交通省紀南河川国道事務所(田辺市中万呂)は、国道42号の混雑緩和や住民の利便性向上につながると期待している。

 全線開通に伴い、国道42号の稲成町交差点から新設の白馬交差点までが4月から、県の管理になる予定。

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