「今」の掛け軸寄贈 田辺市に熊野本宮大社
世界遺産・熊野本宮大社(和歌山県田辺市本宮町)の九鬼家隆宮司は12日、今年1年間への思いを込めて大筆書きした漢字一文字「今」を掛け軸にして、田辺市に寄贈した。
この日、市役所を訪れた九鬼宮司が真砂充敏市長に手渡した。
九鬼宮司は「コロナ禍で厳しい状況だからこそ、一日一日を大切に刻んでほしいという思いを『今』という字に込めた」と語った。真砂市長は「今の瞬間を積み重ねて新たな目標に向かい、未来へつなげていくスタートの年にしたい」と抱負を述べた。
大筆書きは昨年12月、九鬼宮司が約3メートル四方の布に揮毫(きごう)した。掛け軸は130センチ四方の縮小版。市役所3階の市長室隣にある応接室に1年間飾られる。
この日、市役所を訪れた九鬼宮司が真砂充敏市長に手渡した。
九鬼宮司は「コロナ禍で厳しい状況だからこそ、一日一日を大切に刻んでほしいという思いを『今』という字に込めた」と語った。真砂市長は「今の瞬間を積み重ねて新たな目標に向かい、未来へつなげていくスタートの年にしたい」と抱負を述べた。
大筆書きは昨年12月、九鬼宮司が約3メートル四方の布に揮毫(きごう)した。掛け軸は130センチ四方の縮小版。市役所3階の市長室隣にある応接室に1年間飾られる。