白浜温泉の宿泊者数微増 旅館組合発表
和歌山県白浜町の白浜温泉旅館協同組合は、加盟する23施設で2021年に宿泊したのは約61万7千人で、前年と比べて1・5%(約9千人)多かったと発表した。新型コロナウイルスの影響は大きかったが、県の県民向け観光支援策や夏季の海開きが下支えして前年並みをキープした。コロナ禍前の2019年は約102万人だった。
沼田久博理事長は「新型コロナの影響に耐える期間はまだ続くだろうが、昨年は県民による県内旅行や、修学旅行の行き先として白浜の良さを知ってもらえた部分もあるはず。今後を考えれば、高速道路の4車線化で京阪神との時間的な距離が短くなり、環境がより整ってきている点も非常に大きい」と話した。
21年の月別で最も多かったのは8月の約10万2千人(前年比106%)。7月の約7万7千人(同158%)が続く。白良浜は7月1日~8月31日に海水浴場となった。
前年が約5万7千人だった12月は約7万4千人で、3割ほど増えた。組合では「県の支援策の有効期限が年内だったことも影響したのではないか」とみている。
一方で、1、2月と9~11月は前年の数字を下回った。
■空路利用も微増
南紀白浜エアポートによると、南紀白浜空港(白浜町)と羽田空港(東京)を結ぶ日本航空の定期便を21年に利用したのは約11万8400人で、前年の約10万7300人を上回った。
沼田久博理事長は「新型コロナの影響に耐える期間はまだ続くだろうが、昨年は県民による県内旅行や、修学旅行の行き先として白浜の良さを知ってもらえた部分もあるはず。今後を考えれば、高速道路の4車線化で京阪神との時間的な距離が短くなり、環境がより整ってきている点も非常に大きい」と話した。
21年の月別で最も多かったのは8月の約10万2千人(前年比106%)。7月の約7万7千人(同158%)が続く。白良浜は7月1日~8月31日に海水浴場となった。
前年が約5万7千人だった12月は約7万4千人で、3割ほど増えた。組合では「県の支援策の有効期限が年内だったことも影響したのではないか」とみている。
一方で、1、2月と9~11月は前年の数字を下回った。
■空路利用も微増
南紀白浜エアポートによると、南紀白浜空港(白浜町)と羽田空港(東京)を結ぶ日本航空の定期便を21年に利用したのは約11万8400人で、前年の約10万7300人を上回った。