仁坂知事「和歌山県内でも第6波」 オミクロン株3人確認
和歌山県は7日、県内で初めて新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者が確認されたと発表した。6日までに発表していた10~40代の男女3人で、1人は県内での市中感染とみられるという。仁坂吉伸知事は全国的な感染状況を踏まえ、県内でも第6波に入ったという認識を示した。
県環境衛生研究センターが解析した。3人のうち、和歌山市の男性は、県内で移動したが県外在住者との接触はなく、感染経路が不明。海南保健所管内の女性は京都府から別居家族の帰省があった。橋本管内の女性は大阪府を訪れていた。
このほか発表済みの15人もオミクロン株の疑いがあり、県内でもデルタ株からオミクロン株に置き換わりつつあるという。
病床数は6日に23床増やし、583床にしたが、今後、さらに増加する方針。県が確保している宿泊療養用のホテルは、オミクロン株感染者(疑いを含む)の濃厚接触者で、こまめな経過観察が必要な人、感染すればリスクが高い家族がいる人らの利用を認めており、現在6人が利用している。
記者会見した県福祉保健部の野尻孝子技監は「オミクロン株は感染力が強いと言われているので、県内でも感染拡大が懸念される。高齢者や基礎疾患のある人らに及べば、重症化も考えられる」と話し、県民にも感染防止を呼び掛けた。
■7日、県内新規感染4人 田辺管内では104日ぶり
県が7日、新たに新型コロナウイルスの感染を発表したのは4人。田辺管内の50代自営業男性は無症状で、大阪府から帰省していた別居家族の陽性判明を受けて検査した。田辺管内での感染者の発表は昨年9月25日以来、104日ぶり。
岩出管内の20代看護師女性は、大阪府で複数の感染者が確認された屋内での運動クラブに参加。勤務する和歌山市の病院の職員と患者計60人を検査する。このほか岩出管内で1人、和歌山市でも1人の感染を確認した。
入院者は23人で、昨年10月12日以来、87日ぶりに20人以上となった。
県環境衛生研究センターが解析した。3人のうち、和歌山市の男性は、県内で移動したが県外在住者との接触はなく、感染経路が不明。海南保健所管内の女性は京都府から別居家族の帰省があった。橋本管内の女性は大阪府を訪れていた。
このほか発表済みの15人もオミクロン株の疑いがあり、県内でもデルタ株からオミクロン株に置き換わりつつあるという。
病床数は6日に23床増やし、583床にしたが、今後、さらに増加する方針。県が確保している宿泊療養用のホテルは、オミクロン株感染者(疑いを含む)の濃厚接触者で、こまめな経過観察が必要な人、感染すればリスクが高い家族がいる人らの利用を認めており、現在6人が利用している。
記者会見した県福祉保健部の野尻孝子技監は「オミクロン株は感染力が強いと言われているので、県内でも感染拡大が懸念される。高齢者や基礎疾患のある人らに及べば、重症化も考えられる」と話し、県民にも感染防止を呼び掛けた。
■7日、県内新規感染4人 田辺管内では104日ぶり
県が7日、新たに新型コロナウイルスの感染を発表したのは4人。田辺管内の50代自営業男性は無症状で、大阪府から帰省していた別居家族の陽性判明を受けて検査した。田辺管内での感染者の発表は昨年9月25日以来、104日ぶり。
岩出管内の20代看護師女性は、大阪府で複数の感染者が確認された屋内での運動クラブに参加。勤務する和歌山市の病院の職員と患者計60人を検査する。このほか岩出管内で1人、和歌山市でも1人の感染を確認した。
入院者は23人で、昨年10月12日以来、87日ぶりに20人以上となった。