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ラグビー選手が小学生と交流 串本で日野レッドドルフィンズ

日野レッドドルフィンズの選手に捕まらないよう、ラグビーボールを持って走る西向小学校の児童(和歌山県串本町サンゴ台で)
日野レッドドルフィンズの選手に捕まらないよう、ラグビーボールを持って走る西向小学校の児童(和歌山県串本町サンゴ台で)
 和歌山県串本町サンゴ台にある町総合運動公園多目的グラウンドでキャンプをしているラグビーチーム「日野レッドドルフィンズ」の選手たちが15日、同町西向小学校(山本隆介校長、50人)の全校児童と交流した。

 同チームは東京都日野市を拠点とし、トラックなどを製造する自動車メーカー・日野自動車が母体で、来年1月に開幕する「ジャパンラグビーリーグワン」に所属。串本町でのキャンプは昨年に続いて2回目となり、今年は13日から18日までの予定という。

 15日に多目的グラウンドのクラブハウス前で歓迎セレモニーがあり、平井治司副町長が「串本町にお越しいただけ心から感謝したい。3年半後には高速道路も開通してますます便利になるので、来年も再来年もずっと来ていただきたい。ジャパンラグビーリーグワンでの活躍を祈念したい」とあいさつし、町と県ラグビーフットボール協会からの花束や差し入れの温州ミカンを贈呈。日野レッドドルフィンズの堀江恭佑キャプテンが「去年に引き続いて最高の環境で合宿をさせていただいている。ロケットの打ち上げも見に来たい。シーズンが始まった時に、串本の合宿のおかげで成長できたという合宿にしたい」と感謝した。

 その後、選手たちは児童と交流。子どもたちがラグビーボールを持って走り、選手に捕まらないようにゴールラインの外にボールを置くというゲームをした。ハンディキャップとして、選手たちは2人一組で右手と右手か、左手と左手をつないで追い掛け、子どもたちの素早い動きに翻弄(ほんろう)されるような場面もあった。

 参加した6年生の山田果奈さん(12)は「ラグビー選手と触れ合えて楽しかったし、ゲームを通じてラグビーの楽しさも感じた。試合を見てみたい」と笑顔を見せた。

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