和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

防火パレードで啓発 秋の火災予防運動始まる

防火パレードをするみどり保育所の園児(9日、和歌山県田辺市末広町で)
防火パレードをするみどり保育所の園児(9日、和歌山県田辺市末広町で)
 秋の全国火災予防運動が9日始まった。和歌山県内各地で園児による防火パレードや住宅用火災警報器広報、住宅防火診断などが行われる。

 火災が発生しやすい時季を前に、火災予防思想の一層の普及を図ることや、高齢者を中心とする死者の発生を減少させることなどを目的に毎年実施している。今年の全国統一防火標語は「おうち時間 家族で点検 火の始末」。重点目標は、住宅防火対策の推進▽乾燥時および強風時の火災発生防止対策の推進▽放火火災防止対策の推進―など6項目。

 田辺市末広町、みどり保育所は初日、防火パレードをした。法被を着て鉢巻きをした園児12人が、市消防本部の車両の先導で地域を行進。地域住民が見守る中、元気に火の用心を呼び掛けた。

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