【動画】姉妹でラグビーに挑戦 田辺高、マネジャー兼選手
田辺高校(和歌山県田辺市学園)ラグビー部には、マネジャー兼女子選手がいる。樫山祥佳さん(2年)と、妹の純佳さん(1年)。幼い頃からレスリングで体を鍛えた2人は、男子と一緒に練習する。人数不足のチームにとって貴重な戦力になっている。
2人は、小中学校の時は「熊野路ジュニアレスリングクラブ」に所属し、県内外の大会で入賞するなど活躍した。妹の純佳さんが今春、高校入学と同時にラグビー部に入部。田辺高にはレスリング部がなかったため「レスリングを生かせるスポーツがしたい」という理由だった。
水泳部に所属する姉の祥佳さんも、妹からの誘いもあってラグビーに挑戦することを決めた。水泳部と掛け持ちで活動している。
同時に2人は、上富田町を拠点に活動する県内で唯一の女子7人制ラグビーチーム「和歌山パシフィックオーシャンズ7(セブン)」(通称パオ)に入った。週に2回はパオの練習に参加し、試合にも出ている。
田辺高ラグビー部の男子部員は2年生1人、1年生1人。24日に開幕した全国高校ラグビー県大会には田辺工業高と合同チームで出場した。樫山さん姉妹は女子7人制の練習にもなるため男子の練習に積極的に参加し、力を付けている。
田辺の三谷泰生監督(37)は「男子とほぼ同じトレーニングメニューをこなし、レスリングで鍛えただけあってタックルが強い」と舌を巻く。
祥佳さんは「自分がつないだボールがトライにつながればうれしい」、純佳さんは「タックルを生かせるので楽しい」と、ラグビーにはまっている。2人とも試合でトライを決めるのが目標という。
全国高校ラグビー県大会で、田辺工業・田辺は1回戦で新翔に53―0で勝った。31日の準々決勝で和歌山工業と対戦する。祥佳さんと純佳さんはパオの試合があるため男子の試合を見ることができないが「一緒に練習していていつも笑顔なので、本番でも楽しいラグビーをしてほしい」(祥佳さん)、「日頃の練習の成果を精いっぱい出してほしい」(純佳さん)と、エールを送っている。
2人は、小中学校の時は「熊野路ジュニアレスリングクラブ」に所属し、県内外の大会で入賞するなど活躍した。妹の純佳さんが今春、高校入学と同時にラグビー部に入部。田辺高にはレスリング部がなかったため「レスリングを生かせるスポーツがしたい」という理由だった。
水泳部に所属する姉の祥佳さんも、妹からの誘いもあってラグビーに挑戦することを決めた。水泳部と掛け持ちで活動している。
同時に2人は、上富田町を拠点に活動する県内で唯一の女子7人制ラグビーチーム「和歌山パシフィックオーシャンズ7(セブン)」(通称パオ)に入った。週に2回はパオの練習に参加し、試合にも出ている。
田辺高ラグビー部の男子部員は2年生1人、1年生1人。24日に開幕した全国高校ラグビー県大会には田辺工業高と合同チームで出場した。樫山さん姉妹は女子7人制の練習にもなるため男子の練習に積極的に参加し、力を付けている。
田辺の三谷泰生監督(37)は「男子とほぼ同じトレーニングメニューをこなし、レスリングで鍛えただけあってタックルが強い」と舌を巻く。
祥佳さんは「自分がつないだボールがトライにつながればうれしい」、純佳さんは「タックルを生かせるので楽しい」と、ラグビーにはまっている。2人とも試合でトライを決めるのが目標という。
全国高校ラグビー県大会で、田辺工業・田辺は1回戦で新翔に53―0で勝った。31日の準々決勝で和歌山工業と対戦する。祥佳さんと純佳さんはパオの試合があるため男子の試合を見ることができないが「一緒に練習していていつも笑顔なので、本番でも楽しいラグビーをしてほしい」(祥佳さん)、「日頃の練習の成果を精いっぱい出してほしい」(純佳さん)と、エールを送っている。