高性能MRIが2台に 南和歌山医療センター
南和歌山医療センター(和歌山県田辺市たきない町)は、臨床現場で最上級とされる3T(テスラ)の磁気共鳴画像装置(MRI)を2台体制にし、診断機能を強化した。うち1台が1・5Tだったが、それをより高性能、高画質な3Tの装置に更新。患者の待ち時間短縮や救急対応力の向上につながるという。
センターは脳神経外科を主とした救急医療に対応する。そのため、県内でいち早く3T装置を導入していた。2台とも3Tとなったことで、検査対応は1日平均30人ほどだったが、40~45人ほどに増やせるという。
新装置ではリアルな脳や神経、血管の3D画像を作成できるほか、血流の動きまでリアルタイムで見られる4D機能も備える。異常がより発見しやすくなった。
中村善也院長は「脳血管障害は時間との闘い。3Tの2台体制は利点が大きい。地域の診療所からの検査依頼も受けやすくなる。脳ドックも検査精度が高い。ぜひ利用してもらいたい」と話している。
センターは脳神経外科を主とした救急医療に対応する。そのため、県内でいち早く3T装置を導入していた。2台とも3Tとなったことで、検査対応は1日平均30人ほどだったが、40~45人ほどに増やせるという。
新装置ではリアルな脳や神経、血管の3D画像を作成できるほか、血流の動きまでリアルタイムで見られる4D機能も備える。異常がより発見しやすくなった。
中村善也院長は「脳血管障害は時間との闘い。3Tの2台体制は利点が大きい。地域の診療所からの検査依頼も受けやすくなる。脳ドックも検査精度が高い。ぜひ利用してもらいたい」と話している。