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秋の交通安全運動始まる 和歌山県内で街頭啓発

ドライバーに啓発品を渡す田辺自動車学校の職員(21日、和歌山県田辺市新庄町で)
ドライバーに啓発品を渡す田辺自動車学校の職員(21日、和歌山県田辺市新庄町で)
 秋の全国交通安全運動が21日、始まった。30日までの10日間、各地で交通事故の防止に向けた街頭啓発活動などが実施される。

 今回の重点は、子どもと高齢者をはじめとする歩行者の安全の確保▽夕暮れ時と夜間の事故防止と歩行者等の保護など安全運動意識の向上▽自転車の安全確保と交通ルール順守の徹底▽飲酒運転等の悪質・危険な運転の根絶―の4項目。

 運動に合わせて、和歌山県田辺市新庄町の田辺自動車学校は21日、学校前の交差点周辺で街頭啓発を実施。職員がドライバーや通学中の中高生らに啓発品を手渡した。

 一方で、この日に市内や上富田町内の大型スーパーで予定されていた警察など各種団体による街頭啓発は、新型コロナウイルス感染症の拡大を考慮し中止となった。

 県警によると、今年1月~8月末現在、県内で発生した交通事故は、879件(前年同期比139件減)。死者は22人(13人増)、傷者1023人(149人減)。田辺署管内は79件(14件減)で、死者2人(2人増)、傷者95人(16人減)。白浜署管内は15件(2件減)で、死者0人(1人減)、傷者16人(5人減)。

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