湯崎保育園が新築移転する場所。左奥の建物は消防本部(白浜町で)
白浜町は17日の町議会全員協議会で、老朽化している湯崎保育園の新築移転計画の現状を説明した。町消防本部横の町有地(約1600平方メートル)に駐車場や鉄骨2階建て(延べ床面積約630平方メートル)を整備する。来年12月までに完成させたいという。
約2億5千万円の工事費を盛り込んだ一般会計補正予算案を町議会9月定例会に提案する。
鉄骨造を採用するのは、町全体の将来的な園児数の減少を見据え、他園と統合する際に増築しやすいためだという。園舎を建てる場所の隣接地も町有地。
新園舎の床面積は現在と比べ約1・5倍になる。定員は50人で変わらない。町によると、現在は1~5歳の35人が利用している。