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コロナ軽症者の入院、最短7日へ 和歌山県が基準変更

和歌山県庁
和歌山県庁
 和歌山県は13日、新型コロナウイルス感染者の退院基準を変えたと発表した。これまで軽症者の最短の入院期間は10日間だったが、7日間になる。

 11日から運用しており、13日までに新基準を適用して計25人が退院したという。

 県によると「入院が10日未満でも、医師の判断があれば自宅や宿泊施設で療養してもよい」という趣旨の事務連絡が厚生労働省からあり、入院期間を短くしても、これまでのデータを踏まえれば大きな問題はないと判断した。

 ただし、退院した人には法律に基づいて3日間、自宅療養してもらう。感染力が強いとされるデルタ株(疑いを含む)の場合は、翌日以降の7日間の自宅待機も要請する。

 県福祉保健部の野尻孝子技監は会見で「全員入院という県の方針は堅持した上で、医療が必要な人に必要な分を提供できる体制にした。病床の逼迫(ひっぱく)もやや改善されるはず」と語った。

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