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温州ミカンの着果平年並み JA紀南、田辺・西牟婁調査

温州ミカン
温州ミカン
 JA紀南や和歌山県などでつくる「西牟婁地方果樹技術者協議会」は、田辺・西牟婁の温州ミカンの着果状況を調べた。極早生、早生とも平年並みだった。

 今月20日、協議会メンバー29人が、田辺市と上富田町、白浜町の3市町にある調査園、99園(極早生48、早生51)で調査。1園につき直径3センチの調査枝を4枝設け、着果数や肥大状況を調べた。

 その結果、一枝当たりの平均着果数は、極早生が24・7果で、前年(19・8果、前年比125%)より多く、平年(25・6果、平年比96%)並みだった。早生は19・4果で、前年(12・4果、前年比157%)より多く、平年(20・9果、平年比93%)並みだった。

 果実の肥大は極早生、早生のいずれも前年、平年並みだった。一部園地で、灰色カビ病の発生が見られるなどした。

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