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渋沢栄一にお金の大切さ学ぼう 商議所青年部が絵本寄贈

真砂充敏市長(右)に絵本を手渡す横田圭亮会長=和歌山県田辺市の市長室で
真砂充敏市長(右)に絵本を手渡す横田圭亮会長=和歌山県田辺市の市長室で
 子どもたちにお金の大切さを学んでもらおうと、和歌山県の田辺商工会議所青年部は13日、実業家の渋沢栄一(1840~1931)を題材にした絵本「おかねってなぁに?」35冊を田辺市に寄贈した。市内の小学校や幼稚園などに届けられる。

 絵本は、日本商工会議所青年部が制作した非売品。新1万円札の肖像画に採用され、NHK大河ドラマの主人公としても注目されている渋沢の考え方などを紹介しながら、お金の仕組みを分かりやすく解説している。渋沢のやしゃごである渋沢健さんが監修した。

 この日は、横田圭亮会長(38)ら青年部のメンバーが市役所を訪問。真砂充敏市長に絵本を手渡した。

 真砂市長は「子どもはもちろん、大人にとってもお金の原点について考えさせられる内容の絵本。感謝申し上げる」と述べた。

 横田会長は「子どもたちへの金銭教育の一助になれば。こういった活動を通じて、地域の活性化に貢献していきたい」と語った。

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