地球フォトコンで2年連続ジオパーク賞 ガイドの長谷さん
第12回惑星地球フォトコンテスト(日本地質学会主催)で、南紀熊野ジオパークガイドでもある和歌山県立潮岬青少年の家(串本町潮岬)職員、長谷洋さん(54)=同町西向=の作品「不思議な空間」がジオパーク賞に選ばれた。南紀熊野ジオパークのジオサイトである「荒船海岸」で撮影した作品で、長谷さんは前回もジオパークのエリアで撮影した作品で同賞を受賞。「この地域の魅力を多くの人に知ってもらえたらうれしい」と話している。
ユネスコと国際地質科学連合による国際惑星地球年(2007~09年)をきっかけに始まったコンテストで、毎年「地球」をテーマにした写真を募集。今回は昨年より61点多い435点の応募が国内外からあり、審査の結果、最優秀賞や優秀賞、ジオパーク賞などを選んだ。
長谷さんは南紀熊野ジオパークガイドの養成講座への参加をきっかけに、6年前から本格的にジオサイトなどの写真を撮り始めたという。同コンテストでは第9回から連続して入賞しており、第11回では白浜町の海岸で撮影した「巨人のげんこつ」がジオパーク賞に選ばれた。
今回の作品は那智勝浦町浦神にある海蝕洞で撮影。大潮の満潮のタイミングで訪れ、波しぶきをかぶる中で海蝕洞が朝日に照らされた様子を幻想的に表現した。審査委員長を務めた写真家の白尾元理さんは「タイトルのように独特の雰囲気のある作品で、造形の面白さが目を引いた」と講評した。
長谷さんは「数あるジオパークの中から、2年連続して南紀熊野ジオパークのエリアで撮影した写真をジオパーク賞に選んでいただき、ガイドとしてもうれしい限り。これからも地域の自然の魅力を伝えていきたい」と意気込んでいる。
長谷さんらの作品は17日まで、東京都台東区の上野公園にある東京パークスギャラリー上野で展示されている。
ユネスコと国際地質科学連合による国際惑星地球年(2007~09年)をきっかけに始まったコンテストで、毎年「地球」をテーマにした写真を募集。今回は昨年より61点多い435点の応募が国内外からあり、審査の結果、最優秀賞や優秀賞、ジオパーク賞などを選んだ。
長谷さんは南紀熊野ジオパークガイドの養成講座への参加をきっかけに、6年前から本格的にジオサイトなどの写真を撮り始めたという。同コンテストでは第9回から連続して入賞しており、第11回では白浜町の海岸で撮影した「巨人のげんこつ」がジオパーク賞に選ばれた。
今回の作品は那智勝浦町浦神にある海蝕洞で撮影。大潮の満潮のタイミングで訪れ、波しぶきをかぶる中で海蝕洞が朝日に照らされた様子を幻想的に表現した。審査委員長を務めた写真家の白尾元理さんは「タイトルのように独特の雰囲気のある作品で、造形の面白さが目を引いた」と講評した。
長谷さんは「数あるジオパークの中から、2年連続して南紀熊野ジオパークのエリアで撮影した写真をジオパーク賞に選んでいただき、ガイドとしてもうれしい限り。これからも地域の自然の魅力を伝えていきたい」と意気込んでいる。
長谷さんらの作品は17日まで、東京都台東区の上野公園にある東京パークスギャラリー上野で展示されている。