全身赤のアカハライモリ展示 エビとカニの水族館
腹部だけでなく全身が赤いアカハライモリ(別名ニホンイモリ)が、和歌山県紀南地方の水辺で見つかった。突然変異の色変わりで非常に珍しいという。持ち込まれたすさみ町のエビとカニの水族館の平井厚志館長は「普通のイモリと一緒に展示しているので一度見に来て」と呼び掛けている。
アカハライモリは県内全域に生息し、農耕地にも多かったことから、古くから親しまれてきた両生類。近年、その生息地が激減しており、国、県ともに準絶滅危惧に分類されている。普通は背中から体の側面が黒っぽく、腹部は赤地に黒の斑点模様が入る。これが和名の由来になっている。
県立自然博物館の竹中利明学芸員は「一部が赤いものはまれにあるが、これほど真っ赤なのは初めて見た」と驚いていた。
アカハライモリは県内全域に生息し、農耕地にも多かったことから、古くから親しまれてきた両生類。近年、その生息地が激減しており、国、県ともに準絶滅危惧に分類されている。普通は背中から体の側面が黒っぽく、腹部は赤地に黒の斑点模様が入る。これが和名の由来になっている。
県立自然博物館の竹中利明学芸員は「一部が赤いものはまれにあるが、これほど真っ赤なのは初めて見た」と驚いていた。