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市議選「20」に29人出席 田辺市W選挙説明会

田辺市W選挙 立候補予定者説明会出席者
田辺市W選挙 立候補予定者説明会出席者
 任期満了に伴う和歌山県田辺市長選と市議選(4月18日告示、25日投開票)まで、1カ月余りとなった。9日には、同市新屋敷町の紀南文化会館で立候補予定者説明会があり、市長選には現職と新顔の2陣営が出席。今回から定数が2減って「20」となる市議選には29陣営(現職18、新顔11)が姿を見せており、激しい選挙戦になりそうだ。

【市長選】

 市長選の説明会には、5選を目指す現職の真砂充敏氏(63)=中辺路町栗栖川=と、新顔で市民団体「市民オンブズマンわかやま」事務局長の畑中正好氏(68)=天神崎=の2陣営が出席した。真砂氏は昨年12月、畑中氏は今年1月に、それぞれ立候補を表明している。

 真砂氏は前回、無投票で当選。今回の選挙に向けて自民や公明、立憲民主、国民民主から推薦を得ている。

 畑中氏は、市の庁舎移転計画について、一から見直すべきだと主張。共産の推薦を得ている。

【市議選】

 市議選は開会中の3月定例会で議員定数を「22」から2議席減らす条例改正案が可決されており、今回から定数が「20」になる。

 説明会には現職22人のうち18陣営、新顔11陣営が出席した。政党別では共産3、公明3、自民1、無所属22。

 紀伊民報の取材で、引退を表明した現職は次の皆さん。

 川﨑五一(共産)▽出水豊数(公明)▽陸平輝昭(無)▽中本賢治(無)

 前回選挙では定数22に対し、26人が立候補した。当選者の最高得票は2897票、最低は1024票。投票率は61・01%で市町村合併後、最低だった。

 3月1日現在の市の選挙人名簿登録者数は6万1663(男2万8819、女3万2844)人。

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