花を咲かせ始めたオガタマノキ(和歌山県田辺市新庄町で)
和歌山県田辺市新庄町の内之浦干潟親水公園で、オガタマノキ(モクレン科)が花を咲かせ始めた。つぼみも多く、管理事務所では「2月いっぱいは楽しめそう」と話している。
公園内に約20本を植えており、高さは、高いもので8メートルほど。花は直径3~4センチで、日当たりの良い場所から咲いている。
「神の木」とされ、神社によくある。紀南では田辺市鮎川の住吉神社や新宮市の熊野速玉大社が知られている。2011年に田辺市たきない町の新庄総合公園であった全国植樹祭で、天皇陛下(いまの上皇さま)がお手まきされた品種の一つだった。
チョウの一種「ミカドアゲハ」の幼虫が好み、春には成虫が周囲を飛び回る。