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スマホで「簡単」確定申告 田辺市長が模擬体験

スマートフォンを使った確定申告を模擬体験する真砂充敏田辺市長(3日、田辺市役所で)
スマートフォンを使った確定申告を模擬体験する真砂充敏田辺市長(3日、田辺市役所で)
 2020年分の確定申告が16日から始まるのを前に、田辺市の真砂充敏市長が3日、スマートフォンを使った申告手続きを模擬体験した。「思った以上に簡単で、とても便利」とPRした。

 新型コロナウイルス感染防止のため申告会場の混雑を避けようと、田辺税務署は自宅のパソコンやスマホから申告できる「e―Tax(イータックス)」の利用を呼び掛けている。

 真砂市長は、税務署職員に教わりながらスマートフォンを操作。専用画面の案内に従って金額などを入力し、10分足らずで確定申告書を作成した。「スマホからだと自由な時間にどこででも手続きができる。コロナ禍の中で、会場の『密』を防ぐことにもつながる」と語った。

 申告書は事前に取得したIDとパスワードで送信することもできるが、税務署ではマイナンバーカードの利用を促している。

 申告会場に入場する場合は、当日配布する整理券が必要。無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使えば、オンラインで事前に発行することもできる。

 確定申告の期限は所得税と贈与税が3月15日、消費税が3月31日までとされていたが、緊急事態宣言の延長を受け、いずれも4月15日まで延長されることが決まっている。

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