トビ数百羽で越冬 串本港や権現島
和歌山県串本町串本の串本港や同町大島の権現島とその周辺などで、数百羽のトビが群れている。集団越冬しており、春を迎えるとあちらこちらへと散らばっていくという。
日本野鳥の会県支部会員は、群れの中心は昨年生まれの若鳥で、餌を求めて集まってきているのではないかという。養殖業者の餌や漁師の魚などの〝おこぼれ〟にあずかろうと、漁協施設の上空を飛び回り、隙あらばと狙っている。カラスも交じる。
トビは全長60センチを超え、羽を広げると1・6メートルほどになる大形のワシタカ類。若い個体は体下面に白っぽい縦の模様があり、年とともに褐色になる。紀南では一年を通して見られる。動物の死骸や魚などを食べ、爬虫(はちゅう)類も捕食する。また、カラスとともに〝環境の掃除屋さん〟という一面もある。
日本野鳥の会県支部会員は、群れの中心は昨年生まれの若鳥で、餌を求めて集まってきているのではないかという。養殖業者の餌や漁師の魚などの〝おこぼれ〟にあずかろうと、漁協施設の上空を飛び回り、隙あらばと狙っている。カラスも交じる。
トビは全長60センチを超え、羽を広げると1・6メートルほどになる大形のワシタカ類。若い個体は体下面に白っぽい縦の模様があり、年とともに褐色になる。紀南では一年を通して見られる。動物の死骸や魚などを食べ、爬虫(はちゅう)類も捕食する。また、カラスとともに〝環境の掃除屋さん〟という一面もある。