【動画】那智の滝つぼ凍る 氷点下2度、2年ぶり
強い冬型の気圧配置になった8日、和歌山県内の地域気象観測システム(アメダス)の全観測点で氷点下となり、この冬一番の冷え込みとなった。那智勝浦町那智山では、日本一の落差(133メートル)を誇る直瀑「那智の滝」の岩肌や滝つぼが凍った。熊野那智大社によると、2019年以来2年ぶりという。
大社の神職が同日午前7時ごろ、凍っているのを確認。飛瀧神社にある温度計は氷点下2度だったという。
同日午前9時半ごろ、水は流れ落ちているものの、岩肌は水しぶきが凍って白くなっており、滝つぼもほとんどが氷に覆われていた。時折、ごう音を立てながら氷が崩れ落ちていた。
那智大社では同日午前10時から、厄よけなどの御利益があるとされる牛王神符が那智の滝の神威を受ける神事「牛王神璽祭」を飛瀧神社で営んだ。
男成洋三宮司(67)は「昨日の夕刻からどんどん冷え込んだ。これだけ凍った滝の前で牛王神璽祭をしたのは初めて。凍って白い姿になっており、なお一層、那智の滝の霊力を感じながら、お祭りをさせていただいた」と話していた。
大社の神職が同日午前7時ごろ、凍っているのを確認。飛瀧神社にある温度計は氷点下2度だったという。
同日午前9時半ごろ、水は流れ落ちているものの、岩肌は水しぶきが凍って白くなっており、滝つぼもほとんどが氷に覆われていた。時折、ごう音を立てながら氷が崩れ落ちていた。
那智大社では同日午前10時から、厄よけなどの御利益があるとされる牛王神符が那智の滝の神威を受ける神事「牛王神璽祭」を飛瀧神社で営んだ。
男成洋三宮司(67)は「昨日の夕刻からどんどん冷え込んだ。これだけ凍った滝の前で牛王神璽祭をしたのは初めて。凍って白い姿になっており、なお一層、那智の滝の霊力を感じながら、お祭りをさせていただいた」と話していた。