各地で成人式延期 新型コロナで田辺、すさみ、串本も
全国で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、年明けに予定していた成人式を巡り、和歌山県紀南地方の市町で式を延期する動きが広がっている。田辺市も25日、延期を発表した。すさみ町、串本町も相次いで延期を決めた。いずれも延期後の日程は未定となっている。
田辺市は来年1月10日に紀南文化会館(新屋敷町)で成人式を開催する予定だった。今年8月には、会場での密集を避けるため同じ日に式典を複数回開催し、出身中学校別に分かれて出席してもらう方針を公表。時間短縮のため、梅ジュースでの乾杯や記念写真を取りやめるなどプログラムの見直しも検討していた。
しかし、感染拡大の状況や、都市部で往来や帰省自粛の注意喚起がなされていることを踏まえ、新成人や家族、市民の安心と安全を最優先に考えて延期を決めたという。対象者には文書を発送し、市のホームページなどでも説明している。
今後の開催時期は未定だが、2021年度中を予定しているという。
市教委生涯学習課の担当者は「改めて皆が安心して集える機会を設定していきたい。準備をされていた新成人や保護者の方、関係の皆さまには大変残念なお知らせとなり申し訳ないが、ご理解いただけますようお願いしたい」と話している。
延期を受け、同市明洋3丁目の高専生、新川亜美さん(20)は「近隣の町も延期になっていたので、覚悟はしていた。御坊市の学校に進学したので、中学校を卒業してから会っていない同級生も多い。すごく楽しみにしていたので残念。春から県外に就職するので、延期したら参加できるか分からない」と話した。
紀南では24日までにみなべ町、白浜町、上富田町、那智勝浦町、新宮市も延期や中止を発表。古座川町と太地町は今年8月の開催予定だったが中止にしていた。
一方、北山村は1月3日に実施する予定。
県のまとめでは、新成人は9332(男4820、女4512)人。
田辺市は来年1月10日に紀南文化会館(新屋敷町)で成人式を開催する予定だった。今年8月には、会場での密集を避けるため同じ日に式典を複数回開催し、出身中学校別に分かれて出席してもらう方針を公表。時間短縮のため、梅ジュースでの乾杯や記念写真を取りやめるなどプログラムの見直しも検討していた。
しかし、感染拡大の状況や、都市部で往来や帰省自粛の注意喚起がなされていることを踏まえ、新成人や家族、市民の安心と安全を最優先に考えて延期を決めたという。対象者には文書を発送し、市のホームページなどでも説明している。
今後の開催時期は未定だが、2021年度中を予定しているという。
市教委生涯学習課の担当者は「改めて皆が安心して集える機会を設定していきたい。準備をされていた新成人や保護者の方、関係の皆さまには大変残念なお知らせとなり申し訳ないが、ご理解いただけますようお願いしたい」と話している。
延期を受け、同市明洋3丁目の高専生、新川亜美さん(20)は「近隣の町も延期になっていたので、覚悟はしていた。御坊市の学校に進学したので、中学校を卒業してから会っていない同級生も多い。すごく楽しみにしていたので残念。春から県外に就職するので、延期したら参加できるか分からない」と話した。
紀南では24日までにみなべ町、白浜町、上富田町、那智勝浦町、新宮市も延期や中止を発表。古座川町と太地町は今年8月の開催予定だったが中止にしていた。
一方、北山村は1月3日に実施する予定。
県のまとめでは、新成人は9332(男4820、女4512)人。